PICK UP 02 カーボンニュートラルの実現

カーボン
ニュートラルへの対応

地球温暖化による気候変動が地球のさまざまな分野に影響を及ぼし、温室効果ガスの排出量の削減が人類の喫緊の課題となる中で、産業社会のさまざまな分野で「カーボンニュートラル」の実現が求められています。
自動車産業も技術革新が進み、100年に一度の大変革期といわれる大きな変化の中にあります。

カーボンニュートラルの実現は急務であり、電動車(BEV)、燃料電池車(FCV)や合成燃料など、カーボンニュートラルの実現に向けての開発が加速する中で、私たちが培ってきた電子制御技術と流体制御技術をもとに、カーボンニュートラルの実現に向けて、いち早く対応できる体制づくりを進めています。

カーボンニュートラル
対応製品開発チーム結成

カーボンニュートラル対応製品の開発をスピーディーに進めるためには、市場ニーズの迅速な把握、短期間で独創的な製品開発、新しい製品に対応した生産技術の開発、品質に対する保証体制、効率の良い材料・部品調達のすべての要素が不可欠です。
私たちは、カーボンニュートラル対応製品の開発を推し進めるために、営業部門、開発部門、生産技術部門、品質保証部門、購買部門の精鋭を集めた『カーボンニュートラル対応製品開発チーム』を結成しました。開発チームは、プロジェクト推進の中核として、チームの中で開発情報を共有しながら全ての部門で並行して開発を進める事により、開発期間の短縮はもとより、生産や検査効率の高いライン開発を実現し、効率の良い材料仕入れを実現する開発購買を進めています。

電動化技術教育

エンジン系技術者や機械系技術者が多い中、メカトロニクス教育を推進し社内各部署の技術転換を実施。
メカトロ開発をさらに効率よく実施するために、各部署に適用した個別勉強会を開催。

カーボンニュートラル製品対応の
ための評価設備導入・構築

水素対応設備では、規則に準じた実ガス評価ができる設備を導入。
電動化対応設備では、電動モーターが評価できる設備を導入。